釧路炭鉱付近の散策を終えて、再び太平洋石炭販売輸送の線路跡を巡ります。
道が良く分からないので、坂を上ったり下ったりして、それらしい方向へ舵を切りました。
後で地図を確認すると、スカイロードと呼ばれる坂道と、六花亭のある坂道を走っていたようです。
時間はあるし、電動アシスト自転車だし、気楽さがポタリングの楽しさを増してくれました。
途中、「紫雲台」と呼ばれる地域で墓地を発見。
釧路市出身の作家である桜木紫乃さんの小説「俺と師匠とブルーボーイとストリッパー」で、海が見える墓地が出てきたので、その舞台ではないかと思いワクワクしながら向かってみました。
墓地の管理棟の前にあったお地蔵さまと、墓地の奥にある昆布干場を撮影してみました。
勝手ながら桜木紫乃さんの小説の世界に入ることができ、来て良かったと感動した次第です。
紫雲台の墓地を過ぎ、弥生町・米町辺りの線路跡沿いを走ります。
この辺りは細い路地が無数にあり、生活感あふれる雰囲気が最高です。
高台なので海を見下ろせるのもいいね。
米町にあった米町駅跡。
1963年まで旅客輸送があったそうです。
石炭列車が走っていた頃は、撮影スポットとして人気だったようです。
米町の踏切跡から見た線路跡です。
現在は立入禁止となていますが、遊歩道みたいになったらいいですね。
米町駅跡を過ぎると、釧路崎灯台がありました。
2001年に改築されたそうで、灯台っぽくない佇まいです。
そして、灯台の付近を散策していると素晴らしい風景に出会えました。
太平洋石炭販売輸送の知人駅跡です。
石炭列車はここの貯炭場まで石炭を運んでいました。
石炭列車が現役の頃に見てみたかったな~ということで、動画がありましたので興味のある方はぜひご覧ください。
つづく
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