2019年9月6日金曜日

サロベツ原野 輪行旅⑤

天塩町から東の方角に向きを変え、中川町を目指します。
道道551号~道道855号~道道256号を経由して雄信内の国道40号へ。

六志内峠を越えるのですが、
このルートはかつての国道40号でした。
昔は天塩経由で稚内に向かっていたそうです。

熊の出没が怖かったので熊鈴を鳴らしながら走りましたが、
結構交通量が多かったのでその心配はありませんでした。
山道だけど、天塩町に抜ける幹線ルートなのですね。

その六志内峠手前で急に雨に降られる。
慌てて雨合羽を着こんだり雨の中の走行だったりしたので、
この辺りの写真はありません。

峠を越えて国道40号に出てやっと明るくなりました。
雨は集中力が切れるので嫌いです。

雄信内トンネルを過ぎてしばらくすると、
「べこちちファクトリー」というお店があります。


おすすめはソフトクリーム。
シャリシャリ感があって美味しい♪
疲れた身体に沁みわたります。

ここから中川町まではひたすら国道40号を南下。
景色が変わらないのでちょっと飽きてます。

時間がある人は、問寒別や歌内を経由するコース、
道道395号~道道541号がおすすめかもしれません。

ちょっとした峠越えがありますが、
宗谷本線の駅やAコープがあるので楽しめます。


抜海から約85km走って中川町に到着。
誉大橋から見た天塩川が雄大です。

到着したのが確か15時頃。
天塩中川駅から乗る予定の汽車まで4時間以上あるので、
中川市街地をのんびりポタリング。

道の駅やセイコーマートに寄ったり、飲食店を探したり、
拠点としていた天塩中川駅でのんびりしたり。


それでも時間があったのでポンピラ温泉に入浴。
市街地に温泉があるのはありがたい。


夕食は駅前にある中華料理店「鰭龍(きりゅう)」さん。
不定期営業っぽくて心配しましたが、開いてて良かった。


注文したのは餃子と海鮮あんかけ焼きそば。
具がたくさん入ってて美味しかった。
また行きたいお店です。


満腹になって特急宗谷に乗り込み今回の輪行旅が終了。
1泊2日でしたが充実してました。

やっぱり宗谷は面白い!
また近いうちに、未知なる宗谷を走ってみたいと思います。

終わり

2019年9月5日木曜日

サロベツ原野 輪行旅④

稚内市抜海村にある旅人宿「ばっかす」さん。
宗谷に行く際には毎度お世話になっています。

食事がボリューミーなので自転車乗りにはありがたい。
名前からしてお酒好きの宿ですので、宴会時間が長めです。
私は翌日の走行に影響するので早めに失礼しました。

朝食をたっぷり食べて2日目の出発。
オロロンラインを南下して、まずは天塩町を目指します。


残念ながら利尻は下の方しか見えず。
雲がなかなか切れません。


いつも立ち寄る祠の辺りでは明るくなってきましたが、
やはり利尻の状態は変わらず。


オロロンラインでは数台のチャリダーさんとすれ違いました。
大学のサイクリング部と思わしき団体は、音楽を流しながら楽しそうに走行。
青春だね~♪

お約束のオトンルイ風力発電所を撮影。
低周波音とかバードストライクとか問題もあるのでしょうが、
原子力発電よりはまだマシなのかな、などと考えながら通り過ぎました。


約50km走って天塩町に到着。
町の入り口にある天塩川河口橋で雄大な流れを堪能。
士別市朝日町の天塩岳から流れてきているのです。


天塩町の道の駅でランチ休憩をしようと思ったら、
自分と同じ自転車のKHS F-20RSが置いてありました。
しかも札幌の南風自転車店ステッカー付き。

オーナーを見つけて話をしてみたら、札幌から稚内を目指す大学生。
自転車と南風自転車店の話で盛り上がり、旅の無事を祈ってお見送りしました。

その後、ばっかすさんで作ってもらったおにぎりと、
道の駅のソフトクリームを補給。
これから内陸を走って中川町を目指します。

つづく

2019年9月4日水曜日

サロベツ原野 輪行旅③

兜沼から稚内市抜海村に向けてさらに北上。
ここから道道510号線になります。

宗谷本線に沿って走る道路で、
こちらも多少のアップダウンがあります。

兜沼と抜海の間に勇知という集落がありまして、
ここから稚内市に入ります。

勇知はまずまずの集落。
駅はもちろん、ガソリンスタンド・Aコープ・商店などが揃っています。


勇知駅は最近リフォームされたようで、
とてもきれいでした。


商店にも立ち寄り。
「ファミリーショップアベ」さんです。
こちらでは補給食としてキットカットを購入。
次回は立派なAコープにも寄ってみたいと思います。

宗谷本線の跨線橋を越えると抜海村に入ります。
抜海に来たら必ず立ち寄るのが抜海駅。



大正時代に建てられた木造駅舎が健在。
ホーム側がとてもお気に入りです。

抜海駅まで来たら本日のゴール「旅人宿ばっかす」さんはすぐそこ。
まっすぐ向かわず、抜海港に挨拶するのが恒例です。


豊富駅から48km走って無事にお宿に到着。
看板犬のむっくが迎えてくれました。


つづく

2019年9月3日火曜日

サロベツ原野 輪行旅②

サロベツ湿原センターから日本海方面に走り、
海沿いの稚咲内集落の手前から道道763号(兜沼豊徳線)を北へ。
地図を見ると豊徳という辺り。

道道763号沿いは酪農地帯で、建物は牛舎ばかりです。
牧草地に牛が放牧されているので走ってて楽しい♪
仕事柄、牛は見慣れているので写真は撮ってませんが。

豊徳~豊里~庄内の間はアップダウンの連続。
10年くらい前に走ったことがあるのですが、
ほとんど覚えていませんでした。

庄内という集落に入ると、学校が見えてきました。
廃校になった「豊富町立小中学校」です。


2009年に廃校になったそうですが、
周辺は整備されているので何かに使われているのかもしれません。


驚いたのは庄内地区にAコープがあったこと。
集落唯一の商店として頑張ってます。

このような商店があれば必ず立ち寄ることにしているので、
今回も補給食として明治チョコレートを購入。
たいした売り上げにはならないでしょうが、応援しています。


庄内から道道763号をさらに北上して、
豊栄~瑞穂~阿沙流~沼向~兜沼へ。
この区間もアップダウンが続きます。

前に何回か立ち寄ったレストラン「ミセスロビンソン」さんは、
建物だけがひっそりと残っていました。

兜沼集落に到着。
ここには現役の豊富町立兜沼小中学校があります。

JR宗谷本線の兜沼駅にも立ち寄り。
案内標識の位置が悪くて分かりづらい場所にありますが、
ひっそりと奥まった場所にありました。


寂しい感じの駅前通り。


兜沼集落にあったAコープは閉店してました。
営業している時に乾電池かなんか買った記憶があります。

自転車仲間によると、兜沼公園にあるキャンプ場がおすすめとのこと。
夜はジンギスカンや生ビールをいただけるらしい。
コテージがあるそうなので、機会があれば泊まってみたいと思います。

つづく

2019年9月2日月曜日

サロベツ原野 輪行旅①

先日、1泊2日でサロベツ原野に行ってきました。
今回は期間が短いので行き帰り輪行での旅になりました。

初日は9時54分発の特急宗谷 稚内行きに乗るために名寄駅へ。
本当は自転車で自走したかったけど、時間がなかったのでクルマで向かいます。


豊富駅まで約2時間の鉄道旅♪
車両一番後ろの席を確保して、後に自転車を置いたので安心。


豊富駅に到着し、自転車を組み立てて準備OK。
しかし、霧雨降ってて寒い宗谷地方。

まずは腹ごしらえということで、
ツーリングマップルに載ってる「丸勝亭」さんへ。
結構混んでましたが1席空いてて良かった。


注文したのは人気のカツ丼。
お肉が分厚くて柔らかい。
美味しかったのに、量が多くてやっとこ完食。
走った後ならペロリだったでしょう。


せっかくなので豊富市街地をポタリング。
前にも来たことがある定住支援センター「ふらっときた」に寄りました。
図書館が併設されてます。
今回はトイレだけお借りしましたm(__)m。

今宵のお宿はサロベツでの常宿「ばっかす」さん。
豊富市街地からサロベツ原野の内陸を走って向かいます。

旅の目標は1日1個のソフトクリームと決めていましたので、
サロベツ湿原センターで豊富牛乳ソフトクリームをいただきました。


寒いと思ったけど、走ると体が温まるのでちょうどいい。
久しぶりのサロベツ原野の風景に感動し、
北へ向けてペダルを漕ぎます。


つづく