2012年6月9日土曜日

自転車の正しい交通ルールとマナー

幅広い年齢層に親しまれている自転車ですが、免許制度がないためか交通ルールやマナーが利用者に浸透していないのが実情です。
お堅い内容になりますが、歩行者や自分自身を守るためにも、自転車利用者にはぜひ知っていてほしいと思います。

以下、「一般社団法人 自転車協会」が作成した「自転車 安全・安心BOOK」という冊子を参考にしてまとめてみました。

【自転車安全利用五則】

①自転車は、車道が原則、歩道は例外

道路交通法上、自転車は「(軽)車両」です。
歩道と車道の区別があるところでは、車道を通行するのが原則です。
 
※原付バイクは歩道を走りませんよね。それと同じことです。

②車道の左側を通行

自転車が車道の中央を通行したり、追い越し車線を通行したりすることは基本的にできません。
車道の左端を通行し、右後ろからくる車にも注意しましょう。
 
※逆走(右側通行)は事故の確率が高くなるばかりでなく、ダメージも非常に大きくなります。
※右側通行をしている原付バイクを見たことありませんよね。それと同じことです。

③歩道は歩行者優先で、車道寄りを徐行

自転車が歩道を通行してもよいのは、道路標識で指定された場所など限られた場合のみです。
歩道を通行するときは、すぐに停車できる速度(約7km/h)で車道寄りを徐行し、
歩行者の通行を妨げる場合には一時停止しなければなりません。
 
※自転車が歩道を通行できる例外とは
①自転車の歩道通行を許可する標識や表示があるとき。
②13歳未満の子ども、70歳以上の方、または身体の不自由な方が自転車を運転するとき。
③自転車の通行の安全を確保するため歩道通行することがやむを得ないと認められるとき。

※多数の歩行者がいる歩道では自転車を降りて押して歩くことをオススメします。

④安全ルールを守る

飲酒運転や二人乗りは禁止。「並走可」の標識がある場所以外で並走するのは禁止です。
また夜間は、前照灯および尾灯(または反射板)をつけましょう。
そして信号は必ず守ること。信号がない交差点では一時停止の標識を守り、安全確認を行ないましょう。

※自転車運転中の携帯電話は禁止!
※傘をさしての運転は禁止!
※ヘッドフォン・イヤフォン禁止!

⑤子どもはヘルメットを着用

ヘルメットは大切な頭部を守る重要なアイテムです。
特に児童や幼児を自転車に乗せるときは、安全確保のために乗車用ヘルメットをかぶらせるようにしましょう。

※大人にもヘルメット着用の努力目標があります。

以上の交通ルールやマナーを守って、安全・安心で快適に自転車を楽しみましょう♪

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