2020年11月1日日曜日

パンケ森林鉄道跡

昭和34年(1959年)まで活躍した下川町のパンケ森林鉄道。
市街地周辺では桑の沢川を渡る橋梁跡や、森林鉄道跡を活用している林道「桑園線」など調査済みです。
今日はパンケ川をさらに上流に進んだ「上パンケ」付近を調査してきましたのでご紹介します。

昭和33年発行の1:25,000の地図を見ると、現在の「上パンケ橋」上流に森林鉄道の橋梁が確認できます。
今回は行きやすい上パンケ橋から、500mほど堤防を走って向かいました。

上パンケ橋

堤防はぬかるみの部分があり、自転車を押して歩かなければならいない箇所がありますが、距離は短いので問題ありません。

パンケ森林鉄道跡(下川市街地方向)

パンケ川堤防と森林鉄道跡の合流地点から線路跡は林道になっており、パンケ橋付近の林道「桑園線」の起点まで行くことができます。
しかし、荒れた路面の上、ヒグマ出没の心配もあるので調査できていません。

逆方向がパンケ川上流の落合沢方向で、パンケ川を渡る橋梁跡があります。

パンケ森林鉄道跡(落合沢方向)

だいぶ整地されてしまっていますが、この先にあったのが橋台跡です。

手前岸の橋台跡

向こう岸の橋台跡

とても立派な橋台が残っていました。
距離が長いので、頑丈な橋梁だったのかもしれません。

向こう岸の先は畑になってしまっているので、橋台までたどり着けるか分かりませんが、機会を見つけて挑戦してみたいと思います。

楽しいポタリングガイドが出来るよう、これからも下川周辺の廃線跡の調査を続けて行きます。

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