2021年9月29日水曜日

剣淵 ペンギン家 アルパカ牧場 自転車旅①(下川~東多寄編)

先日、剣淵町にあるゲストハウス「ペンギン家」さんを目的地に、1泊2日の自転車旅に行ってきました。
もちろんポタリングガイドツアーの調査を兼ねていますので、名寄市・士別市・剣淵町・和寒町を自走で移動しています(ちょっと輪行あり)。

出発の日の朝は、自転車で日本一周をしているという方が下川町に来るとのことで、ぜひ会って欲しいとの依頼がありました。
せっかくなので出発を遅らせてご挨拶。
学生さんということで、時間があるうちに色々と経験していただきたいと、ちょっとうらやましく思いながら補給食として下川産ハチミツを使ったアメをプレゼントしました。

そんなこんなで10時半くらいに下川を出発。
実は名寄駅からJRかバスで士別辺りまで輪行してしまおうかとも思ってましたが、脚の調子が良かったのでまずは風連まで走りました。

風連でちょうどお昼頃だったので、たまたま目の前を通ったら営業していた「たまねぎ屋」さんでランチをしました。
名前は「たまねぎ屋」ですが、お食事は海鮮の丼物が中心です。

ここまで全く写真無し。
名寄と風連はまた別の機会にちゃんと調査いたしますよ。

風連からは国道40号ではなく上川北部広域農道を走行。
アップダウンがありますが、交通量が少ないので国道よりは走りやすい道です。

ちょっと走ったところで脇道があったので入ってみました。
「行き止まり」とか「熊」とか嫌な予感もありましたが、調査なので突き進みます。


東多寄という場所の酪農家さんに続く道でした。


士別軌道の廃車体がお出迎え。
倉庫として使われていました。

この先はデントコーン畑と林の間を走る道になるのですが、嫌な予感が的中。
ベルを鳴らしながら走っていると、熊さんの足跡がありましたよ。
しかもデカいやつ。


今年見た足跡で一番の大きさでした。
走っちゃ行けない道が分かって良かったです。

つづく

2021年9月26日日曜日

サクラマス

下川町の河川ではサクラマスの産卵が始まっています。
昨日は下川ペンケ川で産卵風景を目撃することができました。

ポタリングの下見でペンケ川沿いを走っていて、ちょこちょこと川を覗いていたのですが、メスが河床に体をこすりつけてる様子を見た時は感動してしまいました。


ペンケ川には段差が設けてある所があり、そこでもサクラマスが上る様子が見られるかなと思いましたが、今回はタイミングが違ったみたいで魚影は現れず。
機会があればまた見に行ってきます。


これからだんだんと秋が深まってきます。
雪が降る前のこの時期もなかなか好きですねぇ。
11月まではなんとか夏タイヤの自転車で走れますよ♪


ポタリング(自転車さんぽ)のガイドツアーを受付しています。
お問い合わせは以下のメールアドレスまでお願いします。
jizoucycle@gmail.com (地蔵サイクル 田中康之)

詳しくはこちらをご覧ください→しもかわポタリングガイド
よろしくお願いします。

2021年9月22日水曜日

サンルポタリングコース

ダムが完成する前はちょこちょこと走っていた下川町サンル地区です。
10年前は旧道を走れたのが懐かしい。

リンリン倶楽部では1度も「サンルポタリング」というのを開催したことが無かったのですが、この度ようやく開催できましたのでそのご報告です。

サンル(珊瑠)地区はかつては鉱山(金)や林業や農業で栄えた集落でしたが、ダムの計画が持ち上がり現在は住民は1人も居ません。
町営のサンル牧場というのがあり、夏場は若い牛さんの管理のため職員さんが滞在する事務所があるくらいです。

サンル牧場

森林鉄道の線路が張り巡らされていた時代もありましたが、現在はその名残りである林道が整備されているのみとなっています。

一の沢林道

ダム湖に沈んだサンル第一集落は、夏前からの少雨で姿を現していました。
サンル川、旧道、集落内の橋などを観察することができます。

サンル第一集落

下川市街地から珊瑠大橋までの「サンルポタリングコース」は往復で約20km。
ダム建設のための付け替え道路はアップダウンがありますが、レンタサイクルの電動アシスト自転車であれば楽に走れます。
下川町で山深い風景を楽しむなら、おススメのコースだと思います。

珊瑠大橋

2021年9月16日木曜日

下川市街地外周コース

緊急事態宣言も延長となり、ポタリングガイドツアーの依頼もありませんので、地道にコースの試走を重ねています。
この努力がいつの日か花開くのでは!と、そこまで大げさではありませんが楽しみながら走ってます♪

最近タイヤを交換したブリヂストンのワンタッチピクニカで下川市街地の外周をのんびり1時間ほど。
速く走ることができない自転車っていいね~。

万里長城のさくら橋

フレペ広場の奥

下川鉱山の標識

下川ペンケ川

JR名寄本線「下糠川橋梁」

名寄川サイクリングロード起点(個人的に)

名寄川サイクリングロード草刈り中

ふるさと通り(名寄本線跡)のナナカマド

実は名寄川の流れを見ながらボーっとしていた時間もあったのですが、名寄川の写真は撮り忘れました。
水が流れる音っていいですね。

最近は仕事(副業)の関係でサンル方面に行ってますので、そちらもポタリングコースとして設定できるよう試走をしていく予定です。

2021年9月14日火曜日

ワンタッチピクニカ×ビッグアップル

ベルトドライブ・泥除け装着・変速機無しという仕様で、雨の日の出番が多いブリヂストンのワンタッチピクニカです。
後ろのタイヤが摩耗してしまってお休みしていましたが、新しいタイヤ(シュワルベ ビッグアップル)が届きましたので早速交換しました。

「シュワルベ ビッグアップル」は、レンタサイクルの20インチ折りたたみ自転車(KHS F-20Westwood)にも装着していて好感を持っているタイヤです。
ピクニカは14インチで、太目の14×2.00サイズの乗り味がどんなものか楽しみでした。

横から

斜めから

アップで

まだ街中くらいしか走っていませんが、発進は少し重くなった代わりにスピードが乗ってきた時の安定感が増したのと、乗り心地が良くなったのを感じます。
心配していたフェンダー(泥除け)との干渉もなかったので、ちょっと奮発してビッグアップルにして正解でした♪

ワンタッチピクニカは30年以上前の自転車ですが、パーツを交換すればまだまだ良くなるし、今の時代の小径車には無い味わいがあるので、これからも活躍する機会が多くなりそうです。

2021年9月12日日曜日

士別市のポタリングコース試走⑤(朝日~士別市街地編)

朝日市街地から士別市街地の手前(中士別辺り)までは裏道がありまして、交通量が少ないのでそちらを走ります。
真っ直ぐな農道なので見所は少ないかなと思いましたが、きれいな景色が見られましたよ。

上士別手前のひまわり畑

天塩川

上士別の田園風景

朝日市街地から士別市街地までは20kmくらいでしょうか。
往復40kmなので「丸一日ポタリング」には向いてるかもしれません。

士別市街地では、おなじみの「cotori」さんで休憩。
紅茶とあんぱんをいただきました♪

その後、つくも水郷公園と士別翔雲高校近くの士別軌道線路跡と思われる小径を散策しました。
確実に線路跡とは言えませんが、それっぽい雰囲気が味わえます。

つくも水郷公園の小径

士別翔雲高校脇の小径

探せばまだまだあるのかもしれませんが、今回はこれでおしまい。
機会があればまた散策してみたいと思います。

次回は士別市街地~武徳~上士別辺りのポタリングコースを走ってみる予定。
「士別周辺ポタリングガイドツアー」に活かせるよう、もう少し頑張ります。

おまけ↓

士別からの帰りは道北バスと名士バスを利用しました。
快適に輪行できる感じの乗客の少なさが逆に心配です。

道北バス

名士バス

おわり

2021年9月9日木曜日

士別市のポタリングコース試走④(上士別~朝日編)

上士別市街地から朝日市街地に向かいます。
天塩川の上流だけあって、道路は微妙に上っていました。

朝日市街地の手前にあったのが兼内集落です。
立派な校舎の兼内小学校跡が残っていて、かつては郵便局もあったとのことなので、そこそこ大きな集落だったのでしょう。
ネットでは「兼内」の情報は少ないので、いつか士別市史や博物館で調べてみるつもりです。

兼内小学校跡

朝日市街地に到着し、まずは街中散策。
気になるもの色々あります。

朝日三望台シャンツェ

朝日町観光案内図

天塩川

朝日市街地は士別軌道の終点「奥士別駅」があったところで、士別森林鉄道の起点でもあります。
士別軌道の線路跡は分からなかったですが、森林鉄道の線路跡は道路として活用されていましたので、少しだけご紹介。

士別森林鉄道辺渓線跡(奥士別駅側)

士別森林鉄道辺渓線(天塩川近く)

線路跡は木材工場の敷地内を通っているらしく、関係者以外は通り抜け禁止になっていました。
上の写真の、敷地内にカーブで入っていく雰囲気が線路っぽくていいですね♪

士別森林鉄道本線跡(右斜め)

幹線道路から右斜めに入っていく道路が士別森林鉄道本線跡です。
ここを奥に向かうと奥士別駅跡なのですが、朝日町の中心市街地で場所は特定できませんでした。

これで上士別市街地と朝日市街地の線路跡探索は終了。
「珈琲掩リファインド」さんでランチをして、士別市街地に向かいました。

つづく

2021年9月6日月曜日

士別市のポタリングコース試走③(上士別編)

上士別市街地には士別軌道の線路跡以外にも魅力的なものがありました。
線路跡周辺、幹線道路周辺には古い建物が残っています。

上士別農協のレンガ倉庫は現役で、中には米袋なんかが入っていました。
実はJR士別駅前にも倉庫群がありまして、士別は古い建物好きにはたまらない街かもしれません。

幹線道路沿いの立派な倉庫

線路跡付近の倉庫群

倉庫群の奥にあった鉄道貨車(ワム80000)

一番大きな交差点にある古い建物

上士別神社

上士別神社の境内はなかなか良い雰囲気ですね。
「疫病退散」の祈願をしてから、朝日町市街地に向かいました。

つづく

2021年9月5日日曜日

士別市のポタリングコース試走②(中士別~上士別編)

中士別市街地を後にして、上士別市街地に向かいます。
この辺りの道路はダンプカーが多くてポタリング向きではありません。
高速道路建設とか、田んぼの圃場整備とか、公共事業の真っただ中なので仕方ないのか…。

上士別市街地に到着し、まずはセイコーマートで補給。
小さな集落でも出店しているセイコーマートはありがたいね♪

そのセイコーマート付近から士別軌道の線路跡が現れます。
幹線道路から分かれて市街地の北側へ向かう斜めの砂利道が始まり。

なんてこと無い砂利道ですが線路跡です

駅跡付近の気になる大木

微妙に曲がっている線路跡の道路

再び幹線道路に向かう斜めの砂利道

左が幹線道路で右が線路跡の砂利道

上士別市街地は線路跡を道路として活用しています。
士別軌道の鉄道が廃止されてすでに62年が経ちますが、これだけ残っているのは幸運にも再開発されなかったからなのでしょう。
再開発は歴史を壊してしまいますからね。

つづく

2021年9月4日土曜日

士別市のポタリングコース試走①(下川~中士別編)

士別市のポタリングコースの試走、地道に続けています。
丸一日時間が取れましたので、思い切って士別市朝日町(奥士別)まで行ってきました。

目的は、1959年まで士別~奥士別間を走っていた「士別軌道」の線路跡を探索すること。
線路跡はもちろん、他にも色々と素敵なものが見つかりましたよ♪

当日は下川町~士別市朝日町~士別市街地まで自走。
約80kmのちょっと長めのポタリングになりました。

名寄市風連町の田園風景

名寄市風連町から士別市武徳を過ぎて、士別軌道の駅があった中士別に到着。
中士別には線路跡に関するものは見つかりませんでしたが、素敵なものが残っていました。




中士別中学校跡です。
昭和22年6月3日 開校、昭和46年3月31日 閉校とのこと。
写真は体育館の跡、これだけきれいに残っているのには感動でした。

つづく

2021年9月3日金曜日

自転車の点検とパンク修理(2021年8月)

自転車の点検とパンク修理、8月も6件ほど依頼がありました。
多いのは点検ですが、シフトケーブルの交換やペダルの取付などもやってます。

シフトケーブル交換

パンク修理

9月は自転車の点検とパンク修理の拠点である「あそべや」さんに待機できる時間が長いので、電動アシスト折りたたみ自転車「DE-01」の展示や試乗なども行う予定です。

少しでも自転車文化が広まればいいなと思います。