2022年11月29日火曜日

釧路ポタリング④

釧路崎灯台を後にして、貯炭場や知人駅跡がある知人町に向かいます。
途中、厳島神社や護国神社があったのですが、素通りしてしまいました。
今思えばちゃんと立ち寄っておけば良かったです。

海が見える公園があったりして、休憩で寄ってみたけれど写真は無し。
ポタリングの終盤になると写真撮影が少なくなるのが反省点です。

知人町の貯炭場付近には民家が立ち並んでいて、人の生活の場に踏み入れるみたいで散策するのはちょっとためらいました。
猫とキツネがウロチョロしていたのが印象に残っています。


北海道漁業取締船「ほくと」。
目立つ船だったので撮影してみました。

工業地帯を抜けて釧路川の左岸を走って幣舞橋に向かいます。
歌人 石川啄木の資料が展示されている港文館(こうぶんかん)がありましたが素通り。
石川啄木は新聞社勤務で釧路に76日間滞在したそうです。

石川啄木もいいですが、桜木紫乃さんの資料館があったらもっといいのにね。
そういえばタレントのカルーセル麻紀さんも釧路出身です。
桜木紫乃さんが書いた、カルーセル麻紀さんをモデルにした「緋の河」と「弧蝶の城」は読みごたえありました。


幣舞橋から見たフィッシャーマンズワーフMOO。
この後こちらでトイレをお借りして、店内をぐるっと回ってみました。
レンタサイクルの返却時間が迫っていたので、ゆっくりできなかったのが残念です。


最近SNSなどでよく目にする「KUSHIRO」のモニュメントです。
なかなか見つからず、釧路川の河口付近まで探していましたが、あったのは幣舞橋の上流側のすぐそこでした。
こういうのは写真スポットとしていいですね。
次回は自分の自転車を入れて撮影したいと思います。

つづく

2022年11月28日月曜日

釧路ポタリング③

釧路炭鉱付近の散策を終えて、再び太平洋石炭販売輸送の線路跡を巡ります。
道が良く分からないので、坂を上ったり下ったりして、それらしい方向へ舵を切りました。

後で地図を確認すると、スカイロードと呼ばれる坂道と、六花亭のある坂道を走っていたようです。
時間はあるし、電動アシスト自転車だし、気楽さがポタリングの楽しさを増してくれました。

途中、「紫雲台」と呼ばれる地域で墓地を発見。
釧路市出身の作家である桜木紫乃さんの小説「俺と師匠とブルーボーイとストリッパー」で、海が見える墓地が出てきたので、その舞台ではないかと思いワクワクしながら向かってみました。



墓地の管理棟の前にあったお地蔵さまと、墓地の奥にある昆布干場を撮影してみました。
勝手ながら桜木紫乃さんの小説の世界に入ることができ、来て良かったと感動した次第です。

紫雲台の墓地を過ぎ、弥生町・米町辺りの線路跡沿いを走ります。
この辺りは細い路地が無数にあり、生活感あふれる雰囲気が最高です。
高台なので海を見下ろせるのもいいね。




米町にあった米町駅跡。
1963年まで旅客輸送があったそうです。
石炭列車が走っていた頃は、撮影スポットとして人気だったようです。



米町の踏切跡から見た線路跡です。
現在は立入禁止となていますが、遊歩道みたいになったらいいですね。


米町駅跡を過ぎると、釧路崎灯台がありました。
2001年に改築されたそうで、灯台っぽくない佇まいです。

そして、灯台の付近を散策していると素晴らしい風景に出会えました。


太平洋石炭販売輸送の知人駅跡です。
石炭列車はここの貯炭場まで石炭を運んでいました。

石炭列車が現役の頃に見てみたかったな~ということで、動画がありましたので興味のある方はぜひご覧ください。

つづく

2022年11月26日土曜日

釧路ポタリング②

釧路市春採にある商業施設でトイレをお借りして、太平洋石炭販売輸送の線路跡散策は続きます。
釧路川の南側の地域は山坂があるせいか、道路が複雑なのが素晴らしい。
道に迷いそうな雰囲気がポタリング向きだったりします。





写真は春採駅です。
ディーゼル機関車が留置されていました。
解体なのか部品取りなのか、ちょっと残念な姿になっていました。
僅かながら線路が健在なのは嬉しかったです。





釧路炭鉱の選炭工場です。
下からと上からで撮影してみました。

炭鉱の施設を間近で見られるなんてとても贅沢です。
なんとなく石炭の匂いも漂ってくるような。

こんな感じで細かく散策できるのは自転車ならではですね。
電動アシスト自転車であれば、上り坂でも楽々走ることができます。

つづく

2022年11月25日金曜日

釧路ポタリング①

11月某日、5泊6日で釧路まで行ってきました。
一番の目的は「北海道アウトドア講習」を受講するためで、なぜ5泊6日だったかと言うと、JRの「HOKKAIDO LOVE! 6日間周遊パス」が手に入ったからでした。

「北海道アウトドア講習」は10時~16時までの丸1日で、講師の方々・参加者の方々にはたくさんの刺激をいただきました。
今後もレベルアップを図りながら、地蔵サイクルの自転車ツアーに活かしていきたいと思います。

さて、6日間のうち2日間は釧路市街地のポタリングに充てることができました。
知らない街を走ってみると、ポタリングコース設定のヒントが見つかったりして、とても参考になるものです。

今回走った釧路の街は私の興味を引くものがたくさん。
家が近ければ、ポタリングツアーを実施したいほどの楽しさでした。

長くなりますが、釧路ポタリングのご報告にお付き合いください。


自転車は電動アシスト小径車の「BESV PSA1」。
釧路市にある自転車屋さん「サイクルガレージパス」さんでお借りしました。


写真を撮った場所は、NHKの番組「こころ旅」で火野正平さんが出発したところ。
春採湖畔のひぶな幼稚園近くです。

私的には、釧路と言えば「炭鉱」と「太平洋石炭販売輸送(廃線)」ということで、幣舞橋を渡った南側(元町)付近を中心にポタリング。
元町は釧路の発祥の地だそうですよ。




まずは春採湖に沿って走っていた太平洋石炭販売輸送の廃線跡。
春採駅~知人駅間を走っていた臨港線で、2019年に廃止となっています。




線路跡には「ひぶな橋」という跨線橋が残されていました。
観光資源として活用されています。



ひぶな橋から見た線路跡。
春採湖に沿って線路が続いているのが分かります。

線路跡は立入禁止になっていますが、いつか整備されて、サイクリングロードみたいになったら嬉しいなと思います。

つづく

2022年11月13日日曜日

9月~10月の自転車ツアー③

③士別~幌加内~士別周遊ポタリング








士別市のゲストハウス「エストアール」さんに前泊し、お客様と士別ナイトを楽しむところからツアーがスタート!?
元々知り合いなのでこんな感じですが、ユースホステルやゲストハウスであればお客様とご一緒になんてこともしています。
旅行業法の関係で、宿泊の手配はできませんのでご了承ください。

朝9時に士別市街地をスタート。
お客様のご希望で、幌加内町の朱鞠内・添牛内方面をぐるっと回って士別市街地に帰ってくるコースになりました(約69km)。
峠を4つ越えるのですが、お客様は走れる方なので問題なしで不安なのはガイドの私自身。
大丈夫でしょうか…。

士別市街地→日向温泉→西風連峠→朱鞠内湖→朱鞠内市街地→添牛内市街地→霧立亭(そばランチ)→添牛内駅→士別峠→温根別市街地(ロング休憩)→西士別峠→学田峠→士別市街地

地蔵サイクルの自転車ツアーは基本的に初心者の方向けのポタリングとなりますが、ガイド(私)を引っ張ってくれる方であればロングコースも承ります。

2022年11月11日金曜日

9月~10月の自転車ツアー②

②幌加内周辺自転車ツアー






何回か自転車ツアーに参加していただいてるリピーターのお客様です。
おすすめは?ということでしたので、新そばが出始めた幌加内町をご案内させていただきました。

前回のツアー同様にJR深名線跡を散策しながらのポタリング。
特に鉄道が好きというわけではないお客様でしたが、線路を痕跡を探し始めたら楽しかったようで、枕木やバラストを自ら発掘しはじめました。
廃線跡は人を惹きつける何かがあるようです。

交流プラザ→幌加内駅跡→上幌加内駅跡→雨煙別駅跡→第三雨竜川橋梁→道の駅(そばランチ)→交流プラザ

道の駅のレストランはなんと45分待ち。
お休みの日の幌加内町はおそばを食べる観光客で賑わっています。
しっかり45分待って美味しいおそばをいただきました♪

2022年11月8日火曜日

9月~10月の自転車ツアー①

だいぶ時間が経ってしまっていますが、9月~10月の自転車ツアーのご報告です。
おかげさまで程よくツアーのご依頼をいただきました。

①幌加内周辺自転車ツアー






廃線跡とおそばというリクエストをされていたお客様。
幌加内町を丸一日かけてご案内させていただきました。

廃線跡はもちろんJR深名線跡。
鉄道資料館のある交流プラザを起点にして、約50kmのポタリングです。

交流プラザ→沼牛駅→幌加内そば 雪月花→幌加内駅跡→上幌加内駅跡→雨煙別跡→第三雨竜川橋梁→道の駅(ソフトクリーム)→交流プラザ

レンタサイクルは電動アシスト自転車のデイトナDE-01です。
実はお客様も所有されている自転車で、普段と同じように楽しんでいただけたようで良かったです。

2022年11月4日金曜日

抜海風辺自転車ツアーの調査旅⑥

抜海周辺自転車ツアーの調査旅報告も2ヶ月かかってしまいました。
我ながら、更新が遅すぎます。
今回が最終回となりました。

西條稚内店で補給食を購入して抜海に戻ります。
稚内市街地から抜海方面に行くには、長い上り坂の峠を越えなければなりません。
越えた先には利尻富士が待っているのですが、残念ながら曇りで見えなかったので写真は撮りませんでした。


抜海集落の手前の気になる裏道にあった第4種踏切。
警報機はありませんので、右左を確認してから渡りましょう。
JR宗谷本線ではたまに見かけます。




宿に戻るのはまだ早かったので抜海周辺を散策。
抜海神社と抜海岩です。
遺跡もあったのですね。


宿に到着して看板犬「むっく」にご挨拶。
起こしてしまったかな。
おじいさん犬だけど元気です。


宿での夕飯前に夕日を見に行きます。
同宿の旅人さんと一緒。
楽しい時間を共有できました♪




2泊3日の抜海周辺自転車ツアーの調査旅も終了。
名寄行きの普通列車(4326D)で戻ります。

こちらのキハ54には自転車が7台積載。
輪行の夏ですね~。

地蔵サイクルの自転車ツアーの詳細は以下のリンクをご覧ください。
ちょこちょこと更新しています。

ありがとうございました。